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韓国のサジュで聞く12の言葉
— 「八字が強い」から三災まで、命式のどこを見た言葉か

· ムタルオンニ編集チーム

要点

韓国でサジュを見てもらうと聞く言葉の多くは、八文字のうち特定の位置や文字の組み合わせにつけた伝統的な名前です。駅馬殺・桃花殺・怨嗔殺は地支、官運・財運は通変星、晩年運は時柱、大運・三災は時間の流れを見て言う言葉です。怖く聞こえたら「어느 글자를 보고 하신 말이에요?(どの文字を見ておっしゃったのですか?)」と聞き返してみてください。根拠の位置を示せなかったり、解決策が支払いにしかつながらなかったりするなら、聞き流してかまいません。

この記事の内容
  1. 韓国でサジュを見てもらうと、なぜわかりにくい言葉が多いの?
  2. サジュでよく聞く12の言葉は、それぞれどういう意味?
  3. 「八字が強い(パルチャガ セダ)」は、正確にはどういう意味?
  4. 駅馬殺・桃花殺・怨嗔殺のような「殺」は悪いもの?
  5. 官運・財運・晩年運は、命式のどこを見て言っている?
  6. 「大運が変わる」「三災に入った」は、いつ気にすればいい?
  7. 聞いた言葉はどう確かめ、不安をあおる言葉はどう見分ける?
  8. ムタルオンニでは、聞いた言葉をどう確かめる?
  9. よくある質問

韓国でサジュを見てもらうと、なぜわかりにくい言葉が多いの?

サジュ(四柱)の用語の多くが、八文字のどの位置、どの文字の組み合わせにつけられた昔の名前だからです。 聞く側には根拠になった文字が見えないので、言葉の印象だけが大きく残ります。しかも韓国のサジュカフェやアプリでは、日本の四柱推命ではあまり前面に出ない神殺(シンサル)の名前が日常語のように出てくるので、なおさら戸惑いやすいのです。

そこで、聞いた言葉を2つに分けておくと楽になります。ひとつは万年暦で誰でも同じように確かめられる計算の事実(自分の日柱、年支が何か)、もうひとつはその文字を伝統的にこう読むという解釈です。後者は流派や鑑定する人によって違います。鑑定の前に準備することはソウルのサジュカフェガイドに、日韓の用語の対応は韓国サジュと四柱推命・八字の違いにまとめています。

サジュでよく聞く12の言葉は、それぞれどういう意味?

言葉ごとに、命式のどこを見ているかが決まっています。 鑑定で耳にした韓国語を下の表で探し、右の欄の質問で根拠を聞き返してみてください。読み方は韓国語の発音に近いカタカナで添えています。

聞く言葉(韓国語)命式で見ている位置聞き返す質問
팔자가 세다
パルチャガ セダ
(八字が強い)
魁罡・白虎・羊刃などの神殺、柱どうしの冲、偏った五行「どの文字を見て強いと判断しましたか?」
역마살이 있다
ヨンマサリ イッタ
(駅馬殺がある)
年支・日支の三合を基準にした寅・申・巳・亥「年支基準ですか、日支基準ですか?」
도화살이 있다
トファサリ イッタ
(桃花殺がある)
年支・日支の三合を基準にした子・午・卯・酉「基準の文字は何で、いくつと数えましたか?」
관운이 있다
クァヌニ イッタ
(官運がある)
官星(正官・偏官)— 自分を剋す五行「官星はどの柱にあって、運ではいつ巡ってきますか?」
재물복이 있다・없다
チェムルボギ イッタ/オプタ
(財運がある・ない)
財星(正財・偏財)— 自分が剋す五行「命式にある財星ですか、運で来る財星ですか?」
말년운이 좋다
マルリョヌニ チョタ
(晩年運がよい)
時柱 — 根苗花実の「実」の位置「時柱は何時を境目にしましたか?」
대운이 바뀐다
テウニ パックィンダ
(大運が変わる)
月柱から続く約10年単位の干支、立運の年齢「私の立運は何歳で、次の大運の干支は何ですか?」
삼재가 들었다
サムジェガ トゥロッタ
(三災に入った)
年支(干支・えと)の1文字「干支以外に、今年の年運はどう見ますか?」
원진살이 있다
ウォンジンサリ イッタ
(怨嗔殺がある)
子・未、丑・午、寅・酉、卯・申、辰・亥、巳・戌の組「命式の中の組ですか、相手との相性ですか?」
물이 많다・불이 없다
ムリ マンタ/プリ オプタ
(水が多い・火がない)
八文字の五行の数「蔵干まで数えましたか?」
용신이 ○○이다
ヨンシニ ○○イダ
(用神は○○)
扶抑・調候などで選んだ必要な五行「扶抑で見ましたか、調候で見ましたか?」
신강하다・신약하다
シンガンハダ/シニャカダ
(身強・身弱)
得令(月支)・得地(日支)・得勢(残りの文字)「月支から力を得ていると見たのですか?」

「水が多い」「火がない」は八文字の五行の数を見た言葉で、「用神は火」はバランスを整える五行を選んだという意味です。ですから、ない五行がそのまま用神というわけではありません。選び方は用神の見つけ方にあります。

韓国語でひとこと聞くなら 「어느 글자를 보고 하신 말이에요?(オヌ クルチャルル ポゴ ハシン マリエヨ?)」は「どの文字を見ておっしゃったのですか?」という意味です。画面に表示して見せたり、通訳アプリを使ったりしてもかまいません。

「八字が強い(パルチャガ セダ)」は、正確にはどういう意味?

決まったひとつの神殺の名前ではなく、気が強くぶつかったり一方に偏ったりしている命式を広く指す言葉です。 よく魁罡殺(かいこうさつ)、白虎殺(びゃっこさつ)、羊刃殺(ようじんさつ)がある命式や、柱どうしの冲(ちゅう)がいくつも起きる命式をこう呼びます。

魁罡は庚辰・庚戌・壬辰・壬戌の日柱を基本とし、戊戌を加える本もあります。白虎は甲辰・乙未・丙戌・丁丑・戊辰・壬戌・癸丑の7つの干支です。羊刃は甲なら卯、丙・戊なら午、庚なら酉、壬なら子のように陽干の日干の帝旺の位置を見ますが、陰干まで含めるかどうかは本によって違います。日本の四柱推命の本にも魁罡や羊刃の名前は出てきますが、韓国ではそれらが「パルチャガ セダ」というひとことにまとめて語られるのが特徴です。

以前はこの言葉が、とくに女性に対して「苦労する」「結婚が順調にいかない」という意味で使われましたが、それは当時の見方が混ざった解釈です。今は推進力や主体性がはっきりした気質として読むことが多くなっています。気の強さそのものを確かめるなら、身強・身弱を3ステップで見る方法のほうが正確な道具です。

ひとことで言うと 「強い」はよし悪しではなく、起伏が表に出やすいという表現です。どの文字を見て言ったのかを先に確かめましょう。

駅馬殺・桃花殺・怨嗔殺のような「殺」は悪いもの?

いいえ。ここでの「殺(サル)」は不幸の予告というより、ある働きにつけられた名前に近いものです。 駅馬殺は移動・出張・海外、桃花殺は人を引きつける魅力や表現として読み、今はむしろ長所と見ることが多いです。

駅馬と桃花は、年支か日支が属する三合のグループで探します。寅・午・戌なら駅馬が申、桃花が卯です。巳・酉・丑なら亥と午、申・子・辰なら寅と酉、亥・卯・未なら巳と子です。全体は十二神殺のまとめ、桃花は桃花殺・紅艶殺の調べ方に早見表があります。

怨嗔殺(えんしんさつ)は子・未、丑・午、寅・酉、卯・申、辰・亥、巳・戌の6組です。韓国では相性(クンハプ)の場面でよく出てきますが、地支1文字どうしの関係なので、2人の八文字全体の代わりにはなりません。

官運・財運・晩年運は、命式のどこを見て言っている?

官運は官星、財運(チェムルボク)は財星という通変星を見て、晩年運は主に時柱を見て言う言葉です。 通変星(十神)は、日干(生まれた日の天干)とほかの文字との関係につけた名前です。

官星は自分を剋す五行で正官・偏官があり、組織・ルール・責任と結びつけて読みます。財星は自分が剋す五行で正財・偏財があり、お金を含め、自分が扱う対象全般を指します。ムタルオンニのエンジンで1960〜2009年生まれの命式219,156通りを数えると、蔵干を除いた表の八文字に官星がない命式が21.3%、財星がない命式が21.9%でした。5つに1つくらいの割合なので、「財星がないからお金に縁がない」で終わらせず、蔵干と運もあわせて見る必要があります。くわしくは命式にない五行にまとめました。

晩年運は、年柱を根、月柱を苗、日柱を花、時柱を実と見る根苗花実(こんびょうかじつ)の伝統から出た言葉です。柱ごとに何歳で区切るかは本によって違い、時柱は生まれた時刻が少し違うだけで変わります。時柱を根拠にした話は、時刻が確かなときだけ重く受け止めてください。

「大運が変わる」「三災に入った」は、いつ気にすればいい?

どちらも命式ではなく時間の流れを読む言葉なので、いつからいつまでなのか、期間を先に確かめれば十分です。 大運は月柱から干支を順行または逆行させて約10年ずつ読む流れで、始まる年齢(立運)は人によって違います。

「大運が変わる」は、次の10年の干支に移るという意味です。変わる年齢に必ず大きな出来事が起きるわけではなく、新しい文字が命式とどう出会うかがポイントです。始まる年齢と順行・逆行は大運のまとめにあります。

三災(サムジェ、韓国で用心するとされる3年間)は干支の1文字で決まるので、12年ごとに誰にでも巡ってきます。日本ではなじみの薄い考え方ですが、韓国では今も鑑定でよく話題になります。2027年・丁未年は亥年・卯年・未年生まれの出三災(3年目)で、2028年からは寅年・午年・戌年生まれが入り三災に入ります。干支別の期間は2027年の三災で確かめてください。

聞いた言葉はどう確かめ、不安をあおる言葉はどう見分ける?

八文字をそろえる、根拠の位置を書く、命式の話か運の話かを分ける — この3ステップで十分です。

  1. 八文字をそろえる無料の命式計算機で自分の命式を出し、鑑定で使った命式と同じか見ます。旧暦・新暦の入力、夜11時台生まれの夜子時の扱い、サマータイム補正によって日柱や時柱が変わることがあります。日本生まれなら日本時間の時刻をそのまま使えます。
  2. 根拠の位置を書く聞いた言葉ごとに、どの柱のどの文字かを横にメモします。
  3. 命式か運かを分ける一生の気質の話なのか、大運・年運のように特定の期間の話なのかを区別します。期間のある言葉は、始まりと終わりまで聞いておきましょう。

根拠の文字を示してもらえなかったり、不安をあおったあとで解決策が支払いにしかつながらなかったりするなら、聞き流してかまいません。時間で急かす言葉、お札(プジョク)や高額なお祓い(クッ)につなげる処方、健康・離婚・投資を断定する言葉が代表的です。アプリの場合の見分け方は四柱推命アプリの課金のしくみにまとめています。

ひとことで言うと よい鑑定は根拠を見せ、選択をあなたに残します。怖く聞こえた言葉ほど、どの文字のせいなのかを先に聞いてみましょう。

ムタルオンニでは、聞いた言葉をどう確かめる?

ウェブの無料の命式計算機で八文字を出し、この記事の表と照らし合わせれば、登録なしでほとんどの言葉を自分で確かめられます。 命式計算機(万年暦)は韓国の昔のサマータイム・旧標準時の補正を選んでオンにできるので、鑑定の命式と違うときに、どこで分かれたのかを比べやすいです。

アプリは入力した時計の時刻を韓国時間(KST)としてそのまま計算し、夜11時台の生まれはその日の日柱として扱います。サマータイム・旧標準時は自動では補正しません。その日の流れのひとことと予定の登録は無料で、気になった言葉はオンニへの質問で聞いてみたり、気分の記録に残しておいて、あとで実際と比べたりできます。

今日の流れから始めましょう

iPhone・Androidで配信中。今日の流れカードと予定登録は無料です。有料の鑑定は開く前に料金をご確認ください。配信地域とアプリの対応言語はストア情報をご確認ください。

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう

よくある質問

鑑定する人によって、同じ命式でも言うことが違うのはなぜですか?

まず命式そのものが違う可能性があります。旧暦・新暦の入力、夜子時の扱い、サマータイム補正によって日柱や時柱が変わるからです。命式が同じでも、神殺を年支で見るか日支で見るか、用神を扶抑で見るか調候で見るかで解釈が分かれます。万年暦で八文字が同じかどうかから比べてみてください。

「コンマンがある」と言われたら、どういう意味ですか?

空亡(コンマン)のことで、日本でいう天中殺と同じ位置です。六十干支を10個ずつまとめた旬で天干10個と地支12個を組み合わせると地支が2つ余り、その2つを空亡と呼びます。ふつうは日柱が属する旬を基準に探し、その地支が命式や運にあれば空いている位置として読みます。悪いことが起きると断定するものではありません。

「サングァン(傷官)がある」「ピョニン(偏印)が多い」とはどういう意味ですか?

どちらも通変星の名前です。傷官は日干が生む五行のうち陰陽が異なる文字で、表現力や批判的な話しぶりとして読みます。偏印は日干を生む五行のうち陰陽が同じ文字で、直感や人と違う学び方と結びつけて読みます。数の多い少ないより、どの柱にあるかをあわせて見ます。

殺が多いと言われました。お札を書いてもらうべきですか?

その必要はありません。神殺は文字の配置につけた名前なので、お札(プジョク)で消したり変えたりできるものではありません。不安が大きいなら、どの文字を根拠にした話かを確かめ、暮らしの中で気をつける点くらいに受け止めれば十分です。

韓国でサジュを見てもらう前に、何を準備すればいいですか?

新暦か旧暦かを区別した生年月日、生まれた時刻、聞きたい質問を2〜3個準備しましょう。日本生まれなら日本時間の時刻をそのまま伝えれば大丈夫です。時刻がわからなければ、時柱に関する話は参考程度に聞けば十分です。鑑定中に出た用語はその場でメモしておくと、あとで確かめやすくなります。