ムタルオンニ › 四柱推命の実用ガイド

年柱・月柱・日柱・時柱は何を表す?
— 四つの柱の宮と読む順番

· ムタルオンニ編集チーム

要点

四柱推命の四つの柱は、生まれた年(年柱)・月(月柱)・日(日柱)・時刻(時柱)からそれぞれ2文字ずつ出てきます。伝統的には、年柱は根と家系、月柱は親・社会と生まれた季節、日柱は自分と配偶者、時柱は子どもと晩年の位置として読み、この流れを根苗花実(こんびょうかじつ)といいます。そのうち「自分」は日干の1文字で、季節と格を決める中心は月柱です。柱ごとの年齢の区切りは本によって違うので、正解のように受け取らないほうが安心です。

この記事の内容
  1. 年柱・月柱・日柱・時柱は、それぞれ何を意味する?
  2. 四つの柱は、それぞれいつ切り替わる?
  3. 根苗花実(こんびょうかじつ)とは、どういう意味?
  4. 実際の命式では、柱ごとにどう読む?
  5. なぜ月柱が四柱推命の中心といわれる?
  6. 時柱がわからないと、四柱推命は見られない?
  7. 柱どうしの冲・合は、どんな順番で見る?
  8. ムタルオンニでは、四つの柱をどう確かめる?
  9. よくある質問

年柱・月柱・日柱・時柱は、それぞれ何を意味する?

四つの柱は、生まれた年・月・日・時刻をそれぞれ2文字(天干ひとつ・地支ひとつ)で書き表したもので、伝統的に柱ごとに受け持つ人と時期が決まっています。 合わせて八文字なので、四柱八字(しちゅうはちじ)ともいいます。韓国語では年柱を「연주(ヨンジュ)」と書くのが標準ですが、検索では「년주(ニョンジュ)」もよく使われます。

柱決まる基準宮(きゅう)として見る人伝統的な時期今どきの読み方
年柱(ねんちゅう)立春の節入り時刻祖先・家系幼少期育った背景、家の雰囲気、最初に身についた習慣
月柱(げっちゅう)毎月の節(せつ)の節入り時刻親・きょうだい青年期生まれた季節、働く環境、社会で担う役割
日柱(にっちゅう)日付(午前0時または子の刻)自分・配偶者中年期自分自身(日干)と、いちばん近い関係(日支)
時柱(じちゅう)2時間単位の時刻(十二支の刻)子ども・目下の人晩年自分が残す成果、計画、後輩・チーム

「宮(きゅう)」は、その位置にどんな人を当てはめて読むかという伝統的な約束ごとです。細かい割り当ては本によって少しずつ違うので、家族関係を当てる表というより「どの位置を見ればいいか」を探す地図として使ってください。八文字全体を読む順番は四柱推命の見方まとめにあります。

四つの柱は、それぞれいつ切り替わる?

年柱は立春、月柱は毎月の節入り時刻、日柱は日付が変わる時点、時柱は2時間ごとに切り替わります。 カレンダーの1月1日や毎月1日が基準ではありません。

  1. 年柱 — 立春立春の節入り時刻より前に生まれたら、前の年の干支を使います。2027年の丁未(ひのとひつじ)年は、2027年2月4日10時46分(KST、日本時間でも同じ時刻。ムタルオンニのエンジンの計算値)からです。理由は四柱推命の新年は1月1日ではありませんにあります。
  2. 月柱 — 節入り立春・啓蟄・清明のように、毎月ひとつずつ来る「節」の時刻で月が変わります。雨水・春分のような中気(ちゅうき)では変わりません。
  3. 日柱 — 午前0時または子の刻夜11時の子の刻から翌日として扱う方法と、午前0時で切り替える方法があります。ムタルオンニのアプリは夜11時台(夜子時)をその日のまま計算します。違いは夜11時に生まれたら — 夜子時と早子時にまとめました。
  4. 時柱 — 2時間単位一日を十二の刻に分けます。ムタルオンニのエンジンの基本の区切りは時計の奇数時ちょうどで、11時から午(うま)の刻、13時から未(ひつじ)の刻です。韓国では30分遅らせて区切るところもあります。

日本の四柱推命では、出生地の経度に合わせて時刻を補正する(日本標準時の基準である東経135度からのずれを足し引きする)流儀もよく見られます。境界の近くで生まれた場合は、万年暦によって柱がひとつ変わることがあるので、解釈より先に柱をそろえてください。

根苗花実(こんびょうかじつ)とは、どういう意味?

根苗花実は、四つの柱を根(ね)・苗(なえ)・花・実にたとえ、年柱から時柱へ進むほど人生が育って実を結ぶ順番として読む考え方です。 年柱が根、月柱が苗、日柱が花、時柱が実です。

このたとえから「年柱は若いころ、時柱は晩年」という時期の対応が生まれました。ただし年齢の区切りは本や流派によって違います。15年前後ずつ分ける方法も、20年前後ずつ分ける方法もあります。

ひとことで言うと 根苗花実は、どの柱が人生のどのあたりの話を受け持つかを思い浮かべるためのたとえです。時柱ひとつで晩年のよし悪しを決める公式ではありません。

実際の命式では、柱ごとにどう読む?

1990年5月15日14時30分(KST入力。日本時間でも同じ時刻)生まれを例にすると、庚午(かのえうま)年・辛巳(かのとみ)月・庚辰(かのえたつ)日・癸未(みずのとひつじ)時になります。 ムタルオンニのエンジンの計算値で、実在の人物ではない練習用の入力値です。日干の庚金(かのえ)を基準に通変星をつけると下の表のようになり、地支の通変星は本気(ほんき)を基準にしています。

柱干支天干(通変星)地支(通変星)こんなふうに読めます
年柱庚午庚金(比肩)午火(正官)ルールと秩序のはっきりした雰囲気で育った、と読むこともあります
月柱辛巳辛金(劫財)巳火(偏官)初夏の生まれ。職場で競争とプレッシャーを同時に扱う姿
日柱庚辰庚金(自分)辰土(偏印)配偶者の位置に印星があり、身近な関係を頼れる場所と読むこともあります
時柱癸未癸水(傷官)未土(印綬)表現と学びを成果物として残す方向

この表は読む練習であって、人生を言い当てる文章ではありません。表の文字だけ数えると木0・火2・土2・金3・水1で木がないように見えますが、辰と未の蔵干に乙木(きのと)が入っているので「まったくない」とは決めつけません。日柱そのものの話は庚辰日柱(かのえたつ)の解説で続けて読めます。

時期も同じです。根苗花実では時柱が晩年ですが、大運は同じ命式でも性別によって分かれます。この例は男性なら7歳から順行(壬午7歳、癸未17歳、甲申27歳)、女性なら3歳から逆行(庚辰3歳、己卯13歳、戊寅23歳)で流れていきます。

なぜ月柱が四柱推命の中心といわれる?

月支(げっし)が生まれた季節を決め、その季節にいちばん強い気を教えてくれるからです。 そのため月支を月令(げつれい)と特別に呼び、日干が月令の助けを受けていることを得令(とくれい)といいます。

格局(かっきょく)を重んじる『子平真詮(しへいしんせん)』系統の読み方では、月支から格を取るのが基本です。同じ日干でも、冬生まれは温める気を、夏生まれは潤す水を先に探す調候(ちょうこう)も月支から出発します。くわしくは生まれた季節で読む四柱推命、調候とは?にまとめました。

例の命式の月支は巳(み)です。立夏のあと夏が始まる月なので、庚金の日干が暑い季節に生まれたことになります。表に見える火は2つだけですが、季節まであわせて見て、火の力を数より大きく読むのが伝統的なやり方です。

時柱がわからないと、四柱推命は見られない?

見られます。時柱を除いた6文字、つまり三柱(さんちゅう)でも、日干と季節、年・月・日の関係はそのまま読めます。 「自分」を表す日干は日付だけで決まるからです(日柱と日干を参照)。ただし、時柱が受け持っていた子ども・晩年の位置と、2文字分の五行は空白になります。

例の命式から癸未の時柱を除くと金3・火2・土1となり、水までない命式のように見えます。だからといって、わからない時刻を「だいたいこのくらい」で入れると、ない文字で解釈することになるので、わからなければ空けたまま見るほうが安全です。確かめ方は生まれた時間がわからないと四柱推命はどこまで正確?にまとめました。

柱どうしの冲・合は、どんな順番で見る?

天干・地支の関係を探し、日支・月支がかかわっているかと柱どうしの距離を確かめてから、運は最後に重ねます。 伝統的に、すぐ隣り合った柱どうしの作用は大きく、年柱と時柱のように離れた文字どうしは力が弱いと見る考え方があります。

  1. 天干どうしを見る甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸の干合と、甲庚・乙辛・丙壬・丁癸のようにぶつかる冲があるかを確かめます。
  2. 地支どうしを見る支合(六合)・三合・方合と、子午・丑未・寅申・卯酉・辰戌・巳亥の冲を探します。
  3. 位置を確かめるその関係に日支(自分と配偶者の位置)や月支(季節)がかかわっているか、すぐ隣の柱か離れた柱かを見ます。
  4. 運と重ねる大運・年運で入ってくる文字が、命式のどの柱と合・冲するかを最後に重ねます。

例の命式は、天干に合・冲がありません。地支には午(年支)・巳(月支)・未(時支)がそろって夏の方角の巳午未(しごび)の方合をつくり、年支の午と時支の未の間には午未の支合があります。地支どうしの冲はありません。ただ、未は日支の辰をはさんで離れているので、この合をどこまで大きく見るかは読む人によって違います。

ムタルオンニでは、四つの柱をどう確かめる?

ウェブの無料の命式計算機に生年月日と時刻を入れれば、四つの柱と八文字を登録なしですぐに見られます。 計算機ではサマータイムや昔の標準時の補正を選んでオンにできるので、そうした時期に生まれた人は、補正の前後で柱が同じかどうかもあわせて確かめてください。

アプリは入力した時計の時刻を韓国時間(KST)としてそのまま計算し(日本時間と同じなので換算は不要です)、夜11時台はその日に入れ、サマータイムや昔の標準時は自動では補正しません。命式を確かめたら、その日の流れのひとことと予定の登録を無料で使いながら、自分の日干とその日の気を軽く照らし合わせてみてください。

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よくある質問

韓国語の「ヨンジュ」と「ニョンジュ」は違うものですか?

同じものです。どちらも生まれた年の柱である年柱を指し、韓国語の標準表記は頭音法則に従った연주(ヨンジュ)です。検索やアプリの画面では년주(ニョンジュ)と書かれることも多くあります。

1月生まれの年柱は、前の年の干支になりますか?

はい。立春の節入り時刻より前に生まれたら、前の年の干支を使います。立春は2月4日ごろなので、2月初めの生まれは節入りの時刻まで確かめてください。

日支が配偶者の位置なら、日支に冲があると結婚は難しいですか?

そうは決めつけません。日支の冲は、身近な関係で変化や調整が多くなりやすいと読む伝統的なしるしくらいのものです。結婚するかどうかは命式全体と運、そして何より二人の選択が決めます。

時柱がよければ晩年運がいいというのは本当ですか?

時柱は伝統的に晩年と子どもの位置ですが、時柱ひとつで晩年のよし悪しは決めません。時期ごとの流れは大運とあわせて見て、実際の暮らしは日々の生活と準備に大きく左右されます。

万年暦によって四つの柱の並びが逆に出るのはなぜですか?

伝統的な命式は縦書きの習慣どおり右から年柱・月柱・日柱・時柱と書くことが多く、左から見ると時柱が先に来るからです。左から年柱を書く万年暦もあるので、柱の名前の表示を先に確かめてください。