丙寅(ひのえとら)日柱
— 炉の中で長く燃える火、炉中火
丙寅(ひのえとら)日柱は六十干支の3番目の干支で、真昼の太陽丙(ひのえ)と、春を開く夜明け寅(とら)の組み合わせです。納音は炉中火(炉の中で長く燃える火)、空亡は戌・亥、神殺は地殺です。
四柱の八文字のうち、生まれた日の2文字を日柱といいます。自分をいちばん身近に表す柱です。丙寅日柱は六十干支の3番目の干支です。以下で、日干・日支の性質から納音五行、空亡、十二神殺、次の丙寅の日の日付まで順番に見ていきます。
この記事の内容 8つのトピック
丙寅日柱はどんな組み合わせ?
真昼の太陽が、春を開く夜明けの上に座っている絵です。丙火は真昼の太陽にたとえられます。隠すのが苦手で、ありのままに表へ出して周りを明るくする気と見ます。
寅木は、虎が山から下りてくる早朝の気です。動くことや切り開くことが似合う場所とされます。五行で見ると日干の丙は火、日支の寅は木 — 座っている場所が自分を支えてくれる形です。日柱という概念そのものが初めてなら、先に読んでおくのもおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日干 | 丙(ひのえ) — 火の気、陽干 |
| 日支 | 寅(とら) — 木の気、干支(えと)では虎 |
| 納音五行 | 炉中火(爐中火) — 炉の中で長く燃える火 |
| 蔵干 | 戊・丙・甲(本気は甲) |
| 日支の通変星 | 偏印 |
| 空亡 | 戌・亥 |
| 十二神殺 | 地殺 |
納音五行の炉中火はどういう意味?
炉の中で長く燃える火という意味です。炉の中で燃える火です。野火のように燃え広がるかわりに、ひとつの場所に集まって長く、熱く燃える火なので、たゆまぬ情熱と集中の象と見ます。炉は鉄を溶かして器を作る場所でもあるので、何かを鍛えて完成させる気ともいわれます。
同じ炉中火を使う組は丁卯(ひのとう)日柱です。そのうち丙寅日柱は陽干なので、同じ象でも気が表に出るほうと見ます。
日干の丙と日支の寅はどんな関係?
日支の中には蔵干という隠れた天干が入っています。寅の蔵干は戊・丙・甲で、代表の文字(本気)は甲です。これを日干の丙の目で読むと偏印になります。
自分を助けてくれるけれど、少し変わったやり方で助ける気の上に座っています。直感やアイデアが発達し、人が行かない道の学びが似合う場所と見ます。考えごとが増える日は、体を動かすのが薬だといいます。通変星という概念そのものになじみがなければ、通変星のまとめから読むのがおすすめです。
次の丙寅の日はいつ?
六十干支が1日にひとつずつつくので、丙寅の日は60日ごとに1回やってきます。ムタルオンニの四柱推命計算エンジンで近い日付を出すと、こうなります。
| 次の丙寅の日 |
|---|
| 2026年10月19日(月) |
| 2026年12月18日(金) |
| 2027年2月16日(火) |
丙寅日柱の人にとって、丙寅の日は自分の日柱と同じ干支がまためぐってくる日です。伝統的には自分の気が重なる日なので、コンディションの振れ幅が表れやすいと見ます。1日の干支が毎日どうめぐるかは、日の干支の話に続きます。
空亡の戌・亥はどんな意味?
六十干支は10個ずつ6つのまとまり(旬)に分かれていて、丙寅日柱が入っている甲子旬の空亡がまさに戌・亥です。空く文字は戌と亥です。命式にこの文字があったり、この文字が入った日に出会ったりすると、いつもより気が乗りにくいと読みます。
空亡の日だからといって、ことを取りやめる必要はありません。期待値を少し下げると、かえって楽になる日と見ます。詳しい概念は空亡のまとめにあります。
地殺の位置は何を意味する?
十二神殺は、三合グループの中でその文字が担う役割で決まります。寅は寅・午・戌の火局の生地なので、丙寅日柱の日支は地殺の位置です。
生地の文字が日支に来ると地殺といいます。新しい場を切り開く力が乗る位置なので、慣れない環境に放り込まれるほど、かえって生き生きする気として読みます。十二神殺の全体像は十二神殺まとめに整理しました。
日柱だけを見ればいい?
日柱の読み解きは四柱推命の入り口であって、結論ではありません。丙寅日柱という2文字に月支・時柱・大運が重なることで、同じ日柱でも何万通りにも分かれます。ここに書いた性質があまり当てはまらないと感じるなら、残りの6文字が別の話をしている可能性が高いです。全体を読む順番は四柱推命の見方まとめにまとめました。
よくある質問
丙寅日柱はどんな日柱ですか?
丙(ひのえ)が寅(とら)の上に座る干支です。順番では3番目、納音は炉中火、空亡は戌・亥です。
丙寅日柱の納音五行は何ですか?
炉中火(爐中火)です。「炉の中で長く燃える火」の象として読みます。納音は2つの干支で1組なので、丁卯日柱も同じ炉中火を使います。
次の丙寅の日はいつ?
2026年10月19日(月)がいちばん近く、その次が2026年12月18日(金)、2027年2月16日(火)です。周期は60日で、日付はムタルオンニの四柱推命計算エンジンによる計算です。
空亡が戌・亥とはどういう意味ですか?
丙寅日柱が属する甲子旬で、戌・亥の2文字が組になれないという意味です。その文字が入った日は力が乗りにくいと見るのであって、悪い日だという話ではありません。