今日の運勢、
アプリによって違うのはなぜ?
今日の運勢は干支(えと)別・星座・四柱推命の3つの方式でつくられています。前の2つは結果が12通りしかなく、四柱推命ベースは八文字をすべて使います。当てるための道具ではなく、一日を段取りするための道具として使ってください。
この記事の内容 9つのテーマ
今日の運勢はどうやってつくられるのですか?
大きく分けて3つの方式があります。名前はどれも「今日の運勢」ですが、材料がまったく違います。どの方式かがわかれば、結果をどこまで信じるかも決まります。
| 方法 | 入力するもの | 結果のパターン数 | 同じ結果を受け取る人 |
|---|---|---|---|
| 干支(えと)別の運勢 | 生まれた年だけ | 12通り | 人口の12分の1 |
| 星座占い | 生まれた月・日 | 12通り | 人口の12分の1 |
| 四柱推命ベース | 生年月日と生まれた時刻すべて | 数十万通り | 同じ日の同じ時刻に生まれた人 |
前の2つは1〜2文字で分けています。四柱推命ベースは八文字をすべて使います。命式の組み合わせは年柱60 × 月柱12 × 日柱60 × 時柱12 = 518,400通りなので、自分とまったく同じ命式(原局)を持つ人はずっと少なくなります。
干支別の運勢はなぜ12通りしかない?
生まれた年の下の文字ひとつだけを使うからです。八文字のうちの一文字です。その一文字で分けると、答えは12通りしか出てきません。
韓国には同じ干支の人が数百万人います。今日一日がその人たち全員にとって同じであるはずがありません。
それでも干支別の運勢が長く生き残ってきたのは、手軽で早いからです。生年月日を入れなくてもよく、12行あれば国民全員が読めます。新聞の一枠に収める形式としては、これが最善でした。
同じ日なのに、アプリによって結果が違うのはなぜ?
3つの点で分かれます。
- 材料が違います。干支だけを使うところと、八文字をすべて使うところの結果が同じになるはずはありません。
- 万年暦の計算が違います。立春の境界・節気の時刻・子の刻の扱いで、アプリによって結果が分かれます。生まれた日の日柱から違えば、その先はすべて変わってしまいます — 万年暦アプリによって結果が違う理由に6つのパターンをまとめておきました。
- 解釈のルールが違います。同じ材料でも、どの流派に従うかで文章が変わります。ここは正解がひとつではありません。
1番と3番は仕方のない違いです。問題は2番です。計算は正解がある領域なのに、間違えるアプリがあります。ですからアプリを選ぶときは、まず命式表を見せてくれるかを確認するのがおすすめです。計算の過程を隠しているところは、照らし合わせる方法がないからです。
今日の運勢、実際にはどう使えばいい?
当てるための道具ではなく、一日を段取りするための道具として使うのがいちばん役に立ちます。次の3つだけ試してみてください。
- 朝に一度、段取り用に
- 今日の持ち味が重ければ難しい話し合いを午後に回し、軽ければ後回しにしていた連絡を片づけます。結果を変えるのではなく、順番を変えることです。
- 悪い結果が出ても予定をキャンセルしない
- キャンセルのコストのほうがたいてい大きいです。その代わり、余裕の時間を30分多めにとるといった形で対応します。
- 夜に、実際どうだったかを一行で
- これが核心です。予報と結果を照らし合わせないと、当たったことだけが記憶に残ります。
運勢が当たっているように感じる理由は?
2つのことが重なっています。ひとつは、誰にでも当てはまる文章を使っているからです。「今日は小さなことが気になるかもしれません」のような文は、外れるほうが難しいくらいです。
もうひとつは、当たったことだけを数えるからです。昨日の予報が何だったかを覚えている人はほとんどおらず、たまたま当たった日だけが印象に残ります。これを確かめるには、予報を先に書き留めておいて、あとで照らし合わせるしかありません。
ムタルオンニは週間予報をあらかじめ確定させておき、夜のチェックインと照らし合わせて、的中・外れの記録をそのまま見せます。外れた予報も消しません。どう数えているかは的中台帳に書いておきました。
今日の運勢をこう使うと損をします
- 気に入る答えが出るまで、いくつものアプリを渡り歩く — 12通りの運勢を5か所で見れば、結局どれかひとつはよい結果が出ます。そしてそのひとつを信じてしまいます。
- 悪い結果が出たからと大事な予定を延期する — 延期のコストのほうがたいてい大きいです。日の干支が悪いからといって、試験を受けないわけにはいきませんよね。
- 不安をあおって課金へ誘導する画面についていく — 「今すぐ鑑定しないと」で始まる案内は、たいてい決済ボタンで終わります。よくあるパターンは四柱推命アプリの課金の仕組みにまとめておきました。
今日の運勢と日の干支は同じもの?
違います。日の干支(日辰)はその日に付く2文字で、誰にとっても同じです。今日の運勢は、その2文字を自分の命式と照らし合わせてつくった解釈です。
たとえるなら、日の干支は今日の天気で、今日の運勢はその天気で自分が何を着るべきかです。同じ雨でも、傘がある人とない人とでは一日が違いますよね。日の干支そのものが気になるなら、今日の干支ですぐに見られます。
無料で見られる?
ほとんど無料です。干支別・星座の運勢はほぼすべて無料で、四柱推命ベースも今日一日分は無料で公開しているところが多いです。有料に分かれるのは長い鑑定・相性・年間レポートあたりです。
どこまでが無料で、どこから課金が発生するのかは、無料の四柱推命はどこまで無料かにタイプ別にまとめておきました。
よくある質問
今日の運勢はどうやってつくられるのですか?
干支別・星座・四柱推命の3つの方式があります。前の2つは結果が12通りしかなく、四柱推命ベースは八文字をすべて使うので組み合わせは数十万通りになります。
干支別の運勢は信頼できますか?
人口を12通りに分けたものです。方向性を軽くつかむ用途なら問題ありませんが、個人の一日を判定する根拠と見るのは難しいでしょう。
同じ日なのにアプリによって結果が違うのはなぜですか?
材料・計算・解釈の3つが違うからです。特に万年暦(マンセリョク)の計算は正解がある領域なのに、結果が分かれるアプリがあります。ですからまず命式表を見せてくれるかを確認するのがおすすめです。
今日の運勢が悪かったら、予定を延期すべきですか?
延期するのではなく、順番を変えましょう。キャンセルのコストのほうがたいてい大きいです。難しい話し合いを午後に回したり、移動時間を30分多めにとったりする程度のことが、実際に役立ちます。